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【動画】今季ブレイク!東海大学・中野純平が急成長できた理由と“両角先生”のスカウト「高校卒業後は就職しようと…」「憧れるのは川内優輝さん」《徹底解剖④》
監督、主将、エースに続いてピックアップするのは、今季大ブレイクともいえる活躍を見せている3年生・中野純平選手。なぜ、ここまで一気にタイムを伸ばすことができているのか。競技を辞めようと思っていたという高校時代からの話、この先に目指していくものについても聞いた。
<西出仁明監督、永本脩主将、南坂柚汰選手のインタビューは公開中。合わせてご覧ください>
「なんで一気に伸びたんですか? ってけっこう聞かれるんですけど、特に特別なことをしたわけではないんです。本当に、監督から言われたことを素直に受け入れてずっとやっていたら、結果が出たって感じです」
中野の今季の活躍はすさまじい。4月5日の関東インカレ1部ハーフマラソンで3位に入ると、5月4日の全日本大学駅伝関東地区選考会では3組トップでゴール。さらに2週間後の関東インカレ1部10000mでは日本人トップの3位。7月のホクレン網走大会で、5000mの自己ベストも更新した。出るレースすべてで目覚ましい結果を残している要因をたずねると、冒頭の言葉が返ってきた。
「振り返ればちゃんとスピード練習やれてたんだな」
シーズン初戦のハーフでは、暑さなどタフなコンディションもあり、タイムはあまりよくなかったものの、早稲田大駅伝主将の小平敦之(4年)など実力ある選手を抑えての表彰台。そこで、強い選手がいる中でも攻めの走りができるようになった、とは感じていた。
年始の箱根駅伝では9区を走った中野。ハーフの距離を走れるのはわかっていたが、自分でもスピードがある方だとは思っていなかったという。しかし今年5月に2本の10000mで結果を残せたことで、「振り返ればちゃんとスピード練習やれてたんだなって」。
全日本選考会では、同級生の平井璃空(3年)と出場し、序盤から2人で積極的にレースを進めた。レース前から平井と「1番を取ろう」と話をしていて、「ライバル精神で2人ともガツガツいけたのかなって気がします」。中野が1着、平井が3着となり、東海大の本戦出場をほぼ決定づける走りだった。

自信をもって臨んだ関東インカレでは、先頭集団に食らいつき、鮮やかなラストスパートで日本人トップとなる全体3位を勝ち取った。ともに走った先輩の南坂柚汰からは、練習やレースの時にたびたび「8000mぐらいで後ろ見たらいそうだな」と言われていた。この時も中野は「そもそも8000mまで持つかな」と思っていたが、「実際走ったらそれが実現しちゃって、ちょっと面白かったですね」と笑う。
先輩の南坂にも、早稲田大の山口竣平(3年)、中央大の三宅悠斗(2年)にも先着。走り終わった後は「本当に日本人トップをとったのか」とわからないぐらい、驚きの方が大きかった。
「今でも一緒に走った選手たちが他の大会で活躍しているのを見ると、『本当に自分が(日本人トップを)取ったのか』みたいな、まだ信用できないぐらいです。でも本当に自信につながりました」

自らのストロングポイントを「怪我をしないこと」という中野。怪我をしないことで練習を継続できていることが、今の活躍につながっている。中野の出身は、長崎でも強豪とはいえない県立清峰高校。誰に言われるでもなく、セルフケアを高校時代からしっかり続けていたと話す。
しかし高校3年の6月までは、卒業後は就職しようと考えていたという。なぜ東海大に進んだのか…ぜひ動画で確認してほしい。
将来的にはマラソンをやりたい。あこがれは…
動画ではほかにも、以下の話題を話している。
- 関東インカレの日本人トップは「狙っていなかった」
- なぜ東海大を選んだのか?
- 「なんで声かけてくれたんだろう」15分20秒でスカウト
- 全日本大学駅伝、箱根駅伝で走りたい区間
- チームは「みんなで頑張ろうって感じで明るい」
- 憧れのマラソンランナーとして川内優輝選手をあげる理由
着実な積み重ねが実力につながっていると感じさせた中野。高校時代にタイムを持っていなくてもここまでできる、と思わせてくれる存在となっていることも間違いない。駅伝シーズンはどんな走りを見せてくれるのか、期待が膨らんだ。
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