「ツイッターがXになった頃から仕様が変わって、ファンの方のポストがおすすめに出てくるようになったんです。その時に初めてみんなこういう楽しみ方をしているんだなって気づいて、僕もふざけてコメントするようになりました」
近年、日本バケットボール界の顔でありつづけた富樫は「SNSでの積極的な発信に意図はあるのか?」と問われ、飄々とした表情でこう語り始めた。
「こういう見方もあるんだ、こんなふうに批判されているんだって初めて知りましたから」
そして代表引退を巡る発言や女子日本代表・宮崎沙織選手との爆笑の絡みの裏側についても語ってくれたのだが、こうしたSNSへのスタンスにまつわる言葉を、大柴さんが読み解き、こう書いている。
<会見やSNS上で見せる姿は、何者かを演じているわけではなく、ありのままの富樫なのだ。とは言え、その発信一つをとっても、自分を客観視することを忘れない。
「ファンの方たちが好き勝手発信しているのに、なんで選手はダメなんだろうと思ってやっています。本当は他のチームのこと、例えばたまたま見てた試合の話なんかもしたいですが、さすがに抑えています」
奔放に見えてバランス感覚に優れた富樫節は、自然体と俯瞰視点という2つの性質が混ざり合って生まれたものなのだろう。>
ジェッツのプレースタイルが変わらない理由
この自然体、客観視という言葉が動画を見ることで、より深く理解できるはずだ。インタビューでは以下のようなことを聞いている。
・渡邊雄太の仲良くなったキッカケと彼のプレースタイル
・新ホームアリーナを持ったクラブが目指す地平
・トム・ホーバスHCのもとで代表キャプテンを務める面白さ
・ジェッツのプレースタイルが変わらない理由
・自分と河村勇輝のNBA挑戦の違い
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