#726

記事を
ブックマークする

華やかなWBCの陰で浅尾拓也は牙を磨ぐ。

2009/04/03

 WBCで盛り上がる日本球界の喧騒をよそに、わが道を往く中日ドラゴンズ。読売グループと親会社である中日新聞社の軋轢など色々な噂が立ったが、3年ぶりのペナント奪回を虎視眈々と狙っている。

 かつて、中日ドラゴンズで監督を務めていたWBC日本代表コーチの山田久志をして「代表選考に加えたかった」と言わしめたのが、その中日の浅尾拓也と高橋聡文である。特に、浅尾はワンポイントもロングリリーフもこなせるため、WBC代表に選ばれていれば、貴重な存在になっていたはずである。

 '08年は44試合に登板して防御率1.79。打者199人と対戦し被本塁打0本は立派。森繁和中日バッテリーチーフコーチは「肩がすぐにできるタイプだから、ウォームアップの球数が極端に少ない。チームにとってはありがたい存在だけど、使いすぎて壊れちゃえば何にもならないんだよね。いずれ先発に転向させるかもしれないよ」と言っていたことがある。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

0

0

0

前記事 次記事