日大明誠高からドラフト1位で巨人に入団してから、今年で23年目。最近、流行の「アラフォー」と呼ばれる選手のひとりに、ヤクルトの木田優夫がいる。巨人を皮切りに日米6球団に在籍し、通算66勝を挙げた右腕である。
長年、現役を続けられた理由は「目立たず、騒がず、そこそこの結果を」ということをモットーにしていたからだ、と言っていた。エースになると毎年結果を求められるし、高年俸になれば真っ先に自由契約の対象に選ばれる。「活躍もせず大きな失敗もない風よけ人生が、長い現役の秘訣」と謙遜するが、40歳を越えた今も、ストレートは衰えを見せていない。
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photograph by Koji Asakura