若いころ速球派として活躍した投手が、年齢を重ねていくことでストレートが通用しなくなることは往々にしてある。その時、フォーム改造や変化球を憶えることで、新しいタイプの投手に変貌する例は過去にも多くあった。
今年6勝(5月27日現在)をあげている広島東洋カープの高橋建は、まさにそのタイプの投手である。今年でカープ一筋14年目。39歳のベテランになった。
若いころは、ストレート中心の強気のピッチングで巨人戦を沸かせていた。しかし先発で勝ち星を上げられなくなると、中継ぎにまわされた。左腕の先発が足りないこともあり、再び先発に戻ったのは昨年のことだ。
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