#611

記事を
ブックマークする

F1、脱欧入亜――。舞台は上海から鈴鹿へ。

 東へ、上海へ、そして鈴鹿へ――。クラシックコース、モンツァでイタリアGPを終えた“F1サーカス”は、いよいよ初めて中国をめざす。モータースポーツ界だけでなく、国際社会からも注目されているF1チャイナグランプリである。最近では1986年に旧東欧圏のハンガリーで初めてF1が行われ、以来18年続き、今年はアメリカGPでハンガリー人ドライバーの初入賞が達成されている。

 チャンピオンシップはすでにM・シューマッハー、フェラーリが制覇。中国、日本、ブラジルGPと残るは3戦のみ。だがとても興味深い'04年終盤戦となった。中国には、まったく新たに上海F1サーキットが建設された。工事の遅れなどが言われていたが、最新設備を採り入れたコースは1周5・451km。すでに何人かのドライバー、チームが訪れており、中でもフェラーリはデモ走行を行っている。

会員になると続きをお読みいただけます。
オリジナル動画も見放題、
会員サービスの詳細はこちら
特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by Fujio Hara

0

0

0

前記事 次記事