2005ペナントレースの特徴的な現象は、新しい波が押し寄せていることだ。例えば、アスレティックスの新守護神ヒューストン・ストリート、あるいはブレーブスの打撃陣における救世主的な存在となったジェフ・フランコア。この2人はセンセーショナルさからいって、その象徴と言えよう。
22歳のジェレミー・ボンダーマンもまた、タイガースが優勝争いから後退していなければ、もっと注目されていたはずだ。メジャー3年目の今シーズン、 90マイル後半のファストボールと高速スライダーを武器に、すでに自己最多の13勝をマーク、最多勝の可能性も膨らんでいる。
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photograph by Yukihito Taguchi