年が明けたプロ野球界、各地で新人合同自主トレが花盛りとなっている。各チームのコンディショニングコーチにとってみれば、夏に引退した後、ほとんど体を動かさなかった高卒ルーキーたちの体重増加が心配のタネという。
そんななか、「体重が減ると飛距離が落ちる」と言い、100kgちょうどで自主トレに参加したのが日本ハムの中田翔だ。鎌ヶ谷の二軍グラウンドで見る限り、100kgは優に超えていたような気がするのだが、本人は「着ぶくれしてるだけ」と言い張っていた。
メディアでは「寮の部屋に大ファンの浅尾美和のポスターを貼っていたら、彼女に叱られた」などと、注目のスターらしいグラウンド外の話題で持ちきりだが、中田の魅力といえば、やはりボールを遠くへ飛ばすパワー。高校通算87本の本塁打を打った中田に課されるのは、本人が望むと望まざるとにかかわらず、清原和博の持つ高卒ルーキー本塁打記録31本を破れるかどうか、となる。しかし、本人はいたって謙虚だ。
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