フィリピンのワンダーボーイ、マニー・パッキアオがまたまた世界のボクシング・ファンを仰天させてくれた。'06年最初のメガファイトとなった宿敵エリク・モラレスとの再戦(1月21日、ラスベガス)で強烈なリベンジを果たしたのだ。それもメキシコのスーパースターを10回にとらえ、左強打で2度のダウンを奪ってのTKO勝ち。これまで一度もKO負けのないタフなメキシコ人に初の惨敗を味わわせ、“パックマン”の株はまたしても急騰した。
ひとつ間違えば逆に倒されかねない激闘を制した勝負強さと天性の強打にはあきれるほかない。これでマルコ・アントニオ・バレラ、モラレスとメキシコの大物2人を倒したパックマン、今後はバレラと世界3階級制覇を懸けての再戦という大一番が控えている。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by Sumio Yamada