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ホンダ、トヨタが抱える“反撃”への課題。

 日本は8、9、11、12、15、16位。今年も3チームというイタリアやフランス以上に多いエントリー数の日本勢は'07年開幕戦で6台すべてが完走。この戦績は昨年日本GPについで2度目だ。しかし入賞はトヨタのR・シューマッハーのみ、1ポイントだけで、全体総括すればいい滑り出しとは到底いえない。

 現地入りしてから、やっとニューSA07を発表できたスーパーアグリは、シェイクダウン・レースになったものの、佐藤琢磨が初の予選10位突破、決勝12位で、彼の力走に海外メディアも喝采を贈ってくれた。小チームが大チームを制す、入賞したトップ6チームに劣らぬ注目度だった。が、それだけに「いったいどうしたのだ」と、日本2大メーカー・チームには逆の意味での関心が集まった。

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photograph by Hiroshi Kaneko

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