相撲界を未曾有の激震が襲っている。不祥事の連鎖が止まらないのだ。朝青龍を巡る騒動、時津風部屋の傷害致死事件の傷も癒えぬ中で、現役ロシア人関取による大麻取締法違反事件が起き、ついに北の湖理事長の辞任という事態に至ったのだ。約700人もの力士全員の私生活を管理することなど不可能なのかも知れないが、規律をただすことの出来ない日本相撲協会には、抜本的な指導教育体制の見直しが急務である。
最初に大麻所持容疑で逮捕された若ノ鵬は間垣部屋所属。巨体を活かして順調に番付を駆け上がり、将来を嘱望されていた力士であった。その若ノ鵬を部屋に紹介した露鵬(大嶽部屋)と、弟の白露山(北の湖部屋)にも、抜き打ちの尿検査で後日、大麻の陽性反応が出たのだ。
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