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ストーナーの逆襲開始で モトGPは総力戦へ。

 開幕戦カタールGPで優勝して以来、苦戦続きだったC・ストーナーが、シーズン中盤の第8戦イギリスGPと第9戦オランダGPで2連勝を果たし、モトGPクラス総合首位のD・ペドロサ、2位のV・ロッシとのポイント差を一気に縮めた。

 ストーナーは、調子を取り戻した要因を「第7戦カタルニアGP後のテストでいい状態に戻ったからだ」と語っている。ライバルメーカーが猛追するなか、今年のドゥカティは速さと燃費を両立させるための制御が上手くいかず、表彰台に立てないレースも多かった。

 それがやっと解決。「テストの後、イギリス、オランダと、どんどん良くなっている」との言葉通り、ストーナーはイギリスでは約6秒差で独走し、オランダではその差を約12秒へと広げた。

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photograph by Satoshi Endo

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