日本人選手が2人所属するヨーロッパのクラブといえば、宮本恒靖と三都主のザルツブルクと、梅崎司と伊藤翔のグルノーブルが有名になりつつあるが、もう1つ存在することをご存知だろうか。中島ファラン一生と橋本卓が所属するデンマーク1部のベイレだ。
この2人の経歴は異色だ。
2006年2月、シンガポールリーグのアルビレックス新潟・シンガポールで新人賞に輝いた中島は、当時2部だったベイレに引き抜かれた。中島はベイレの昇格に貢献すると、今季は5得点をあげてカナダ代表に選ばれた。ちなみに中島はイギリス人の父と日本人の母のもとカナダで生まれ、ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)ユースで育成された国際派。Jリーグの新潟では芽が出なかったMFが、今年はゴールドカップ(北中米カリブ海選手権)に出場するかもしれないのだから、人生わからない。
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