夏の終わりの9・6武道館決戦。十数発の豪腕ラリアットが新世代の波を封じ込めた。
42歳の佐々木健介が29歳の王者森嶋猛に挑戦したGHCヘビー級選手権試合は、健介が145kgの森嶋を22分2秒、必殺のノーザンライトボムで沈め王座を奪取した。三沢ノアのマットも席巻した健介は、これでメジャー3大タイトル制覇というプロレス界初の偉業を成し遂げたことになる。
今年の4・29全日本名古屋大会で諏訪魔に敗れ、3冠ヘビー級王座から転落。これを機に同世代のライバル小橋建太との戦いを楽しみにノアに乗り込んだ健介は、ニューウェーブの旗手・森嶋と激突。7・13博多スターレーンでは30分フルタイムドロー、健介が口を切り、森嶋は鼻血を流す激しい肉弾戦を繰り広げた。
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