7月、北京に向けて発つ前にドウェイン・ウェイドは頭をきれいに剃り上げた。オリンピックが終わるまでの1カ月はバスケットボールだけに集中するという意気込みの表れだった。
「この1カ月は朝起きて髪を整えたり、格好よく見せようなんて気にせず、プレーすること、金メダルを持ち帰ることだけに集中する」と言っていた。
北京オリンピックで王座奪回を達成したアメリカ代表。'04年アテネ五輪と'06年さいたま世界選手権の一員だったウェイドも優勝への思いは強かった。と同時に、彼個人としても故障からの復帰をコート上で見せたいという思いもあった。
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