第1打席でヒットが出ると、気分よく固め打ちできるタイプの選手がいる。そのひとりが、ヤクルトの岩村明憲だ。7月29日の阪神戦で5打数5安打。1試合5安打は、'01年4月29日以来、自身2度目のことだった。
もともとメジャー志向の強い選手である。今年の契約更改では、それまでメジャー行きの条件としていた日本一、個人タイトル獲得という項目を契約から外したと言われる。それだけに3月のWBCにかける思いは人一倍強かった。しかし、2次リーグの韓国戦で右太もも肉離れ。サードのポジションは若い今江敏晃(ロッテ)に譲った。故障はレギュラーシーズンにも響いた。
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