見た目の華やかさとは裏腹に、オートバイレースの最高峰MotoGPクラスが、4年目にして大きな曲がり角に差しかかっている。
'02年から、MotoGPクラスは、F1同様、出場するチームにフル参戦を義務付ける代わりに様々な既得権を与え、参加台数の安定化を図った。同時に、2ストローク500ccのみだったエンジン規定に市販車のイメージと直結する4ストロークを加え、さらに排気量の上限を990ccとするハンディキャップを与えて、新たなバイクメーカーの参加を呼びかけた。このルール改正でカワサキとドゥカティが加わり、MotoGPクラスはトップカテゴリーに相応しい戦いの場となった。
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photograph by Satoshi Endo