いい光景を目の当たりにして、思わず頬が緩んだ。1月9日から24日まで佐世保で行われたマリナーズ・城島健司捕手の自主トレでのことだった。
福岡ソフトバンクの馬原や横浜ベイスターズの寺原ら、城島を慕う8名のメンバーに加えて、今年から志願参加したハタチの若者の姿がそこにあった。埼玉西武ライオンズの銀仁朗捕手。「高校時代からずっと城島さんのことが好きでした。打てるキャッチャーだし、何より表情が好きやったんですよね、強い表情が」。初めは遠慮気味だった銀仁朗を、キャッチボールやウェイトの相手に城島自らが指名。呼称も「銀ちゃん」から、間もなく「銀!」に。すっかり弟分になった。
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