全日本で一番ホットな階級、フライ級でユニークなチャンピオン同士の対決が実現する。東洋太平洋王者小松則幸(27)と、日本王者内藤大助(31)がそれぞれのベルトを懸けて対戦することになった(6月27日・後楽園ホール)。同じ階級には亀田興毅というビッグネームがいるが、2人の対決は亀田に対するデモンストレーションでもある。
関西が地盤の小松は往年の名選手村田英次郎さんの秘蔵っ子で、旺盛な闘争心と粘り強さが身上のファイター。一方頭脳派のボクサー内藤は、世界初挑戦で初回34秒KO負けというフライ級世界戦史上最短記録に名を残したが、この屈辱をバネに復活。日本王座防衛戦では24秒KO勝ちという全階級を通じて最短日本記録を樹立。自ら「最短男」と称する。
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