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《インタビュー》「最初は止まれなかったんですよ」湧川颯斗が語る自身の弱点と2年間で築いた“土台”「オフに海外で得た経験を…」【三遠ネオフェニックス】

《発売中のNumberPLUS「B.LEAGUE 2026-27 OFFICIAL GUIDEBOOK」より、[三遠ネオフェニックス]湧川颯斗「2年間で土台はできた」を特別に公開します。》

 体重はこの夏だけで3~4kg増えた。とりわけ上半身の厚みが増したことは、誰の目にも明らかだ。2025-26シーズンが終わった翌週から、週4回トレーナーの指導のもとウエイトトレーニングを続けた成果だという。

「B.LEAGUE UNITED 2026 IN AUS」、ウィリアム・ジョーンズカップと多忙なオフを送った湧川颯斗は、「外国人選手に対しても以前より当たり負けしなくなった」と自身の変化を実感した。「NBLの強豪チームとの対戦や代表活動であらためて思ったのは、結局はフィジカルが大事というか、それがなければ世界では戦えないということ。フィジカルで負けたら、その先(のスキル)が出せないので」と、さらなるフィジカル強化に意欲を見せる。

「自分はもともとコンタクトが嫌いで避けてきたタイプ。だから身体のぶつけ方や使い方がまだ掴めていなくて、上半身だけで当たってしまったり、本来の身体の強さを活かしきれていないことが多い。身体づくりと並行して、ペイントエリアでコンタクトされながら、さまざまなバリエーションでフィニッシュすることに重点的に取り組んでいます」

 フィジカルとスキルの両面からアプローチする身長197cmの大型ガードは、「決定力に磨きをかけて、唯一無二の存在になりたい」と力強く言い切り、厚みの増した上体をぐっと起こした。

取り戻した高校時代の感覚とは?

 決定力の強化は、昨季を通して追求してきたテーマだ。'25年7月に行われた「日本生命カップ2025」で日本代表デビューを飾った湧川は、当時日本代表HCだったトム・ホーバスから「何でもできることは強みだが、何か一つ突出したものを持っていれば、より価値のある選手になれる」と声をかけられた。現在日本代表を率いる桶谷大HCからも同様の言葉を伝えられたそうだ。

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photograph by Keiichiro Natsume

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