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田中陽翔20歳が語る宮本慎也の教えと“母の味みたいな”豚タン「来年が勝負の年です」《ヤクルト未来の大砲③》

2026/08/31
高校時代は世代屈指のスラッガーとして鳴らした3人。一軍の壁に直面し、各々が課題を抱えつつも今か今かと巣立ちの時を待ちながら、彼らは日々成長を遂げている。(原題:[有望株トリオの決意]戸田で翼を磨く未来の大砲たち 田中陽翔)

 球界屈指のクローザーを打ち砕く姿に、燕党の誰もがロマンを感じたはずだ。4月18日の巨人戦(神宮)。2-3の9回無死、打席には田中陽翔。ライデル・マルティネスが投じた150km超えの剛速球を右翼線へ。逆転サヨナラの口火を切る二塁打に「前回対戦したときにバットを少し短く持ったら、先っぽに当たってしまった。普通の長さで持てば打てると思っていました」と冷静に振り返った。

 高卒2年目とは思えない肉体だ。183cm、93kg。遊撃を本職とし、二塁や三塁も守る左打ち大型内野手。5kg増で臨んだ2月の春季キャンプでは、池山隆寛監督も一目置いた。「構えは“村上風”に見える。打球速度と飛距離はまだまだこれからですけど」と昨季まで不動の4番を務めたスラッガーを引き合いに出した指揮官。しかし、田中は自身を中距離打者と考えている。

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photograph by Daisuke Koike

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