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「ロブチェンはすごい低い走りをする」松山弘平が語る日本ダービーの勝機と競馬学校“2回目”の受験「僕はひらめき派です」《独占インタビュー》

2026/05/24
皐月賞でだけでなく、スターアニスで桜花賞も制した松山
「本命不在」と評されていたクラシックの緒戦を、単勝4.0倍の1番人気に応えて勝ちきった。予想外の“逃げ”の裏にはどんな思惑があったのか。そして、悲願のダービージョッキーへの想いとは――。(原題:[クラシック戦線の主役]ロブチェン&松山弘平「落日は明日を呼ぶ」)

 中心馬不在の大混戦との見立てが大勢を占めていた4月19日の第86回皐月賞だったが、終わってみればロブチェン(栗東・杉山晴紀厩舎)がレコードの快走。鞍上の松山弘平騎手は、この前週にスターアニス(栗東・高野友和厩舎)で桜花賞も制しており、今春のクラシックの主役に躍り出た。

 桜花賞、皐月賞を同じ騎手が連勝したのは史上7人目。日本人に限れば1993年の武豊騎手(桜花賞ベガ、皐月賞ナリタタイシン)以来、33年ぶりの記録だ。

――松山騎手の競馬に臨むスタイルは、福永祐一さんのような準備万端整えるタイプですか? それとも、競馬に行った後のひらめきを大事にするタイプでしょうか。

「うーん、僕はひらめき派だと思います。もちろん最低限の準備はしますよ。祐一さんを見習って前日に取り寄せた専門紙に蛍光ペンでちょこちょこ書き込んだりとかもしますが、祐一さんほど緻密にはやっていませんし、できそうにありません。当日の馬の気配を感じることが楽しいし、大事だなと思ってやっています。

 馬場の傾向も大事に見ていますよ。中山は皐月賞の2週前ぐらいまでは、スズハロームがダービー卿CT(GIII)を、道中最後方から最後大外に持ち出して差し切ったような典型的な外差しも結構決まっていたんですが、最終週にCコースに変わったこともあって、前に行った馬が外差しを寄せつけない傾向が強くなっていました。そういった意味では、ロブチェンがもらった枠も4番という好枠。これを生かさない手はないなと思いました」

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photograph by Kiichi Matsumoto

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