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「僕、性格的には引っ込み思案で…」マリーンズ・寺地隆成、捕手歴3年目19歳の強気リードの“原点”とは?「馬淵史郎監督に『お前がやっとけ』と」

2025/06/10

 19歳なのに、ということが彼には多すぎる。落ち着いた風貌、堂々とした立ち居振る舞い、登場曲の尾崎豊、そしてマリーンズの正捕手の座をつかみかけていること――プロ2年目の寺地隆成、ここまでの右肩上がりが半端ない。

「まぁ、徐々に徐々に、です(笑)。1軍に残れているのはキャッチャーの技術より、自分の長所であるバッティングを評価されているからじゃないですか」

 プロ1年目、寺地は2軍でリーグ2位の打率をマーク。今シーズンは開幕から1軍に定着し、4月18日には1試合で2本のホームランを放った。10代のキャッチャーとして史上4人目の快挙だった。それでもキャッチャーはバッティングがいいからと守りに目を瞑ってもらえるような、そんなポジションではない。

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photograph by JIJI PRESS

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