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「親父のお棺の中に入れてあげた」エース・斎藤雅樹と正捕手・村田真一が語り合う長嶋茂雄“太陽伝説”「クリームパンの中身だけ食べて…」《巨人レジェンド対談》
――オフのジャイアンツ・ファンフェスタ(2024年11月30日)は球団創設90周年記念で、村田さん、斎藤さんたち大勢のOBとともに、久々に長嶋茂雄終身名誉監督が東京ドームに来場されましたね。
斎藤 ちょうど僕がマキさん(槙原寛己)と一緒にいる時、長嶋さんがグラウンドに来られたのでご挨拶しました。10月にも長嶋さんとすれ違い程度に会う機会があって、グータッチしてるんです。
村田 俺は東京ドームでグータッチしたよ。話はできなかったけどね。長嶋さんは「おお、おお」って感じ。心配よ、そら。年齢的に何があってもおかしくないから。健康で長生きして頂きたいと願ってます。
――おふたりが主力として活躍した長嶋監督時代には様々な伝説が残っています。1994年のセ・リーグ優勝を決めた中日との同率首位決戦「10.8」の前、長嶋さんがミーティングで「勝つ、勝つ、勝つ!」と3回叫んだとか。いや、10回とか1回だけだったとか、いまだにいろいろな説がありますが、実際は何回だったんでしょう?
村田 それ、よく聞かれるんやけど、俺は全然覚えてないのよ。もうすぐ試合やから、捕手はいろいろ考え事してるやん。「勝つ」を何回言ったかって、斎藤、覚えてる?
斎藤 僕も覚えてないな。でも、長嶋さんはとにかく「俺たちは絶対勝つ!」「絶対勝てる!」って何度も強調してましたね。
村田 言ってた、言ってた。覚えてる。
斎藤 「俺たちは勝つんだ!」「勝てるんだ!」というフレーズがいくつかあったのは確か。ただ、「勝つ、勝つ、勝つ!」と言ったかどうかは定かじゃないです。
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