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「選手の価値はどれだけ見たいと思わせるか」朝倉海が語る“破格のUFCデビュー”の舞台裏と王座の先の野望「勝ったら日本のMMAは…」【インタビュー】

2024/12/07
12月7日にUFCフライ級王者パントージャに挑む朝倉海

 破格のメジャーデビューとしかいいようがない。12月7日(現地時間)、米国ラスベガスで開催の『UFC310』で、元RIZINバンタム級王者の朝倉海がUFCフライ級王者アレッシャンドリ・パントージャに挑戦する。

「こんなチャンスはめったにない」

 世界最高峰のMMAの舞台として知られるUFCと契約したのは今年6月。その後、朝倉のデビュー戦の日時の噂を耳にすることはあったが、正式発表されるまでには至らなかった。UFCデビューが遅れた原因についてこう話す。

「最初はランキング1位のブランドン・ロイバルとの対戦オファーが来ていたけど、向こうが条件面で折り合わなかったことに加え、『リスクが大きいからやりたくない』という理由で断わられてしまった。闘う予定の大会も2~3回変わったり……。だったら、もうチャンピオンとやるしかないということで、パントージャへの挑戦になりました」

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photograph by ©RIZIN FF/Susumu Nagao

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