#1066

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「プロレスを盛り上げる」オカダ・カズチカ通算5度目のMVP受賞で考えたこと<“燃える闘魂”に並ぶ日も近い!?>

2024/03/03
アントニオ猪木追悼大会として行われた1.4東京ドームでは、オカダが延髄斬りを繰り出してホワイトを破った
初出:「Sports Graphic Number」1066号(2023年1月12日発売)

 新日本プロレスが、ついに決断した。新春恒例の1月4日・東京ドーム大会から、新型コロナウイルス流行によって制限していた「声出し応援」を、約3年ぶりに解禁したのだ。

 この発表を誰よりも喜んだのが、東京スポーツ制定「2022年度プロレス大賞」で3年ぶり5度目の最優秀選手賞に輝いた新日本・不動のエース、オカダ・カズチカだ。

 コロナ禍以降、「観客の声援がないのが寂しい……」と、涙ながらにコメントしていたのが印象深い。これで胸のモヤモヤが解消され、思いっきり暴れられる。

 オカダは'22年、新日本創立50周年という節目の年にMVPを獲得した。8月18日の東京・日本武道館でのウィル・オスプレイとのG1クライマックス決勝戦は、年間最高試合賞にも選ばれ、ダブル受賞に。1年間を通して業界全体を牽引してきた熱いエネルギーは計り知れない。

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photograph by SANKEI SHIMBUN
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