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名将マンチーニ率いるサウジアラビア代表は「オール国内組」…“爆買い”リーグのレベル上昇も、GKが課題に【アジアカップ列強分析】

2024/01/19
サレム・アルドサリは、サウジアラビア代表の10番を背負い攻撃を牽引。得点源であり、ドリブルの名手。アルヒラルの生え抜き

11大会連続11回目出場
FIFAランキング56位
アジアカップ優勝:3回(1984・1988・1996)
前回大会:ベスト16

 '22年カタールW杯、S・アルドサリの放った鮮やかなミドルとともに優勝国に唯一の黒星をつけたグリーンファルコンズは、特大のインパクトを残した。最終的にGSで敗退したが、攻撃的なチームを作り上げたルナール監督への信頼は厚く、長期の強化が期待されていた。だが、指揮官は昨年3月に突如辞任し、W杯に出場する母国フランス女子代表監督に。仏連盟に請われての決断だった。

 長い空白期間を経て、ようやく新監督が決まったのが昨年8月。イタリア代表を辞したばかりのマンチーニだ。時間をかけて実力者を就けたものの、年内に彼が新チームを指揮できたのはわずか6戦にすぎない。9月、10月の強豪との親善試合では主に4-3-3を用いて1分3敗。11月のW杯アジア予選では3-5-2を用いて2勝している。

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photograph by Getty Images

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