今年7月、男子バレー日本代表が大躍進を遂げた。世界の強豪16チームが争う「ネーションズリーグ（NL）」で、ブラジル、イタリアを相手に大金星をあげ、銅メダルを獲得。主要国際大会でのメダル獲得は、男子バレーにとってはなんと46年ぶりの快挙だった。
日本はなぜ強くなったのか。同大会で得点王にも輝いたキャプテンの石川祐希さんに、その理由を聞いた。男子バレーは祐希さんをはじめ、海外でプレー経験のある選手が増え、全員の「心の捉え方」が大きく変わったという。それを象徴するのが、30年間負け続けてきたブラジルとの一戦だった。
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photograph by Tamon Matsuzono
