“平和の祭典”といわれるオリンピックの開催を胡錦涛国家主席が誇らしげに宣言したのと時を同じくして、ロシアのプーチン首相は北京から攻撃命令を下し、グルジアと武力衝突。
そんな緊迫した事態が起きていたのに、NHKは何事もなかったかのように開会式の映像を流しつづける。長すぎる選手入場にしびれをきらしたゲストの谷村新司が「五輪をきっかけに中国が開かれた国に変わってくれたら」といった微妙な発言を口走っても、三宅アナは冷静に受け流し、チベット弾圧も、毒餃子事件も、ウイグル自治区の爆破事件も、一切俎上に載せず、淡々と中継を終えた。
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