3度目の緊急事態宣言下で、立ち往生したのが業界のリーダー・新日本プロレスだ。計9選手が新型コロナウイルス陽性となり、試合が中断。5月15日の横浜スタジアム、同29日の東京ドーム両大会が延期となった。
なんとか5月22日の名古屋国際会議場大会から興行を再開したが、今度はIWGPヘビー級王者ウィル・オスプレイが首を負傷。新シリーズを欠場してベルトを返上し、治療のためにイギリスに帰国するという最悪の事態に陥っている。
当初、オカダ・カズチカがIWGPヘビー級挑戦者に決まっていたが、肝心のオカダも自らコロナ陽性を公表する混乱ぶり。次に予定される新王者決定戦がどうなるか、予断を許さない状況なのだ。
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photograph by Masashi Hara