女子のゴルフは黄金世代の活躍が話題だったが、2020年から'21年にかけての日本ツアーでは、黄金世代よりさらに1年から2年下の世代が勝ち始めた。黄金世代は'17年に高校を卒業した世代だが、最近はほとんど黄金世代と、さらに下の世代のゴルファーばかりが優勝していて、賞金ランキングでは、年齢で言うと23歳以下のゴルファーたちが、賞金女王を争う形となっているのだ。
新型コロナウイルス感染症の影響によって、'20年の女子の日本ツアーは14戦しか開催できなかった。賞金女王を決めるには14戦では十分とは言えないため、年間タイトルは'20年だけでは決めずに、'20年から'21年という2年間の通算で決めることになった。'20年の開幕から'21年5月10日までの24戦を見ると、黄金世代である23歳の年代、およびさらに年下のゴルファーによる優勝が18回を占めている。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by Getty Images