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技巧派女子ゴルフ新世代 ~23歳以下の賞金女王争い~

2021/05/22
2017年のプロ転向後、出場権のある試合の皆勤を続けている小祝さくら。安定感と継続性も強みだ

 女子のゴルフは黄金世代の活躍が話題だったが、2020年から'21年にかけての日本ツアーでは、黄金世代よりさらに1年から2年下の世代が勝ち始めた。黄金世代は'17年に高校を卒業した世代だが、最近はほとんど黄金世代と、さらに下の世代のゴルファーばかりが優勝していて、賞金ランキングでは、年齢で言うと23歳以下のゴルファーたちが、賞金女王を争う形となっているのだ。

 新型コロナウイルス感染症の影響によって、'20年の女子の日本ツアーは14戦しか開催できなかった。賞金女王を決めるには14戦では十分とは言えないため、年間タイトルは'20年だけでは決めずに、'20年から'21年という2年間の通算で決めることになった。'20年の開幕から'21年5月10日までの24戦を見ると、黄金世代である23歳の年代、およびさらに年下のゴルファーによる優勝が18回を占めている。

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photograph by Getty Images

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