球史を紐解くと『プリンス』と呼ばれた選手が何人か挙がってくる。古くは'60年代、“甲子園のプリンス”と騒がれた太田幸司、'70年代に“慶應のプリンス”と呼ばれた山下大輔、'80年代には“球界のプリンス”と称された原辰徳がいる。'90年代は“虎のプリンス”新庄剛志が、2000年代には日本語バージョンのプリンス、“ハンカチ王子”の斎藤佑樹が一世を風靡した。
そして2010年代と言えば“鯉のプリンス”、堂林翔太である。一軍デビューを果たしたのが3年目の2012年、堂林は全試合に出場して、チーム最多となる14本のホームランを放った。同時にエラーが多く、三振も多い堂林の派手なプレーは、カープファンの心を惹きつけた。
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photograph by KYODO