ソフトバンクの周東佑京がすごい記録で初めての盗塁王を獲得することになりそうだ。10月28日で、ソフトバンクは112試合、すでに優勝を決めて、周東自身は96試合の出場ですでに47盗塁、アウトになったのは5回だけで成功率は90.4%だ。2位につけている日本ハムの西川遥輝で38盗塁だから、周東のタイトル獲得は間違いなさそうだ。
歴代の盗塁王の中で周東が際立っているのは、出場した試合数、および打席数が少ないということだ。残り試合をすべて出場したとして、周東の2020年の出場は104試合になる。打席数は330打席から340打席くらいになりそうだ。規定打席数の372打席には届かないはずで、規定打席以下での40盗塁以上の盗塁王となると、1995年に広島の緒方孝市が101試合、335打席で47盗塁を決めて、タイトルを獲得して以来、25年ぶりということになる。
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photograph by KYODO