#1002
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<リモートインタビュー> 大谷翔平「卵かけご飯に幸せを感じて」

2020/05/07
2020年シーズンは再び二刀流の活躍が見られるはずだった。一昨年の右ヒジ、昨年の左ヒザ手術後のリハビリも順調に進んでいた矢先に、キャンプ中断、開幕延期が決定。依然として見通しが立たない開幕に向け、アメリカに残って練習を続ける大谷はいかなる時間を過ごしているのか。4月下旬、オンラインで話を聞いた。(Number1002号掲載)

――まさかの日々が続いていますが、どんな毎日を過ごしているのでしょう。

「週4くらいで練習しています。土、日と水曜以外は球場(エンゼル・スタジアム)へ行って、残りの日は自宅でちょこっとやったり、何かしら身体を動かしています」

――週4日、物足りないんじゃないですか。

「でもこの時期の技術練では打ったり投げたり、ウエイトトレーニングをするのは週に3、4日なので、こんなもんかなという感じもします。オフの間はそれが4、5日になるんですけどね」

――今はシーズン中、オフ、どちらの感覚で練習しているんですか。

「今はオフ期間の練習をしています。ブルペンには入っていますけど……」

――たとえば今日のタイムスケジュールはどんな感じだったんでしょう。

「今日は午前10時45分からキャッチボールだったので、10時に球場へ行って動き始めて、45分を目指して体を温めて、という感じですね。まずキャッチボールをして、ブルペンに入って、ランニングして、バッティングして、ウエイトして帰ってくる。練習に関しては申し分なくできていると思います。近頃は(マイク・)トラウト、(アルバート・)プホルス、その他、数名の選手が球場へ来ていますけど、時間がかぶらないように練習していますから一緒にはできません。むしろ一人で球場を使える感じなので、やれることは多いですよ」

「いろいろ考えてもしょうがない」

――4月、5月のこの時期、試合がないという状況をどのように受け止めてますか。

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photograph by Nanae Suzuki

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