東京五輪でロンドンの金・村田諒太ら以来となる日本のメダル獲得はあるか。
昨年、日本選手随一の好成績を上げ、「最もメダルに近い存在」と期待されるのが全日本選手権を2連覇したウェルター級の岡澤セオン(鹿児島県体育協会、24歳)である。
五輪の試金石として注目された昨年秋の世界選手権では、男女ともメダルはゼロだった。岡澤は勝てばメダリストとなる準々決勝で、マコーマック(英国)に2-3の際どい判定負け、惜しくもベスト8に終わった。マコーマックは決勝まで進み、銀メダルを獲得。岡澤本人はこの試合で「自分の中で世界が見えた。メダルもいける」と確信したという。
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photograph by KYODO