ヤクルトの村上宗隆が高校出の2年目としては、歴史に残る成績になることが間違いなさそうだ。8月22日時点で30本塁打、85打点となっていて、両方でセ・リーグのタイトルを争っている。高校出の2年目ながら、村上は2月の生まれで、まだ19歳だ。10代の野手としては、清原和博が1年目に樹立した31本塁打という10代の本塁打記録を塗り替える可能性が十分で、達成されれば大いに注目されるはずだ。
高校出の2年目という条件でプロ野球の歴史を見ていくと、対象になる野手の数は広がるが、村上の成績は、歴代の打者と比較しても、すでに優れたものとなっている。歴史上の価値をくわしく見てみよう。
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photograph by Naoya Sanuki