#983
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<届かなかった甲子園> “悲願校”からプロへの道。

2019/08/01
秋山は3年夏に主将として県大会準々決勝でコールド負け。この頃からプロ入りを目指す。
強豪に阻まれ、あと一歩のところで甲子園に届いていない“悲願校”。甲子園のステージに立たずともプロを輩出してきた高校を調べてみた。(Number983号掲載)

 プロ野球選手の出身高校は、甲子園出場経験のある強豪であるケースが多い。ただ、プロになれるか否かの根本は、個人の資質や能力の話。当然ながら甲子園未経験校出身の選手もいる。現役ならば糸井嘉男(阪神/宮津)、千賀滉大(ソフトバンク/蒲郡)、今永昇太(DeNA/北筑)らが代表格だ。では、甲子園初出場を悲願とする学校ながら、プロ選手を多数輩出している高校はどこか?

 真っ先に名前が挙がるのは神奈川の2校、横浜創学館と向上だろう。横浜創学館は秋山翔吾(西武)を筆頭に9人、向上は“デカ”の愛称で知られた高橋智(元オリックス)ら8人の出身プロ選手がいる。

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photograph by Kiichi Matsumoto

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