#979
Special Feature

<バスケ&バレー頂上対談>渡邊雄太×石川祐希「だから、僕らは世界に挑む」

2019年の対談にて
昨季、世界最高峰の舞台、NBAとセリエAでプロ選手として歩み始めたバスケ界とバレー界のエース。目の前の壁を乗り越えながら、高みを目指す彼らが感じる世界で戦う意義とは――。同世代の二人が語り合った。(初出:Number979号<バスケ&バレー頂上対談>渡邊雄太×石川祐希「だから、僕らは世界に挑む」

 昨季、メンフィス・グリズリーズと2Way契約し、田臥勇太以来、日本人2人目となるNBAデビューの快挙を果たした渡邊雄太と、バレーの世界最高峰リーグ、イタリア・セリエAで、同リーグ唯一の日本人選手としてプレーする石川祐希。世界の舞台での活躍を視野に、新たな道を切り拓いた24歳と23歳が見つめる未来の青写真とは。バスケット界、バレー界を牽引し、W杯、東京オリンピックでの活躍も期待される二人の対談が実現した。

渡邊 映像でしか見られていませんが、バレーはエキサイティングなスポーツで、石川選手のプレーはすごくダイナミックだなという印象です。ぜひ一度、お話ししてみたいなと思っていました。

石川 僕はバスケットが好きなので動画サイトで映像を見る機会も多いんですよ。NBAのような環境に飛び込んで行ける渡邊選手のメンタルはもちろん、大舞台で活躍している姿にはいつも刺激を受けています。

――お二人は大学時代から海外でプレーをしてきたことで、海外で直面した壁や葛藤など、共感できる部分も多いと思います。

渡邊 アメリカの大学は学業である程度成績を残せていないとバスケをさせてもらえなくなるので、大学時代、最初の1、2年はかなり苦労しました。勉強の方に時間を取られることが多く、練習時間を確保することも難しかった。だからこそ、週末に少しでも時間がある時は一人で練習をしに行ったり、毎晩、シュートの練習をしたりと、限られた時間をいかに有効活用するかを考えていましたね。語学に関しても英語ができないのは不利なので、そこで差を付けられたくないと必死でした。

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photograph by Mari Amita
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