渡邊雄太のNBA1年目が終わった。去年夏にメンフィス・グリズリーズと2ウェイ契約を交わし、グリズリーズと傘下のGリーグチーム、ハッスルの間を行ったりきたりするシーズンだった。結局、グリズリーズで15試合、ハッスルでは33試合に出場した。
1シーズン通してやってみて、得られたものは何かと聞くと、渡邊からは「自信」という答えが返ってきた。NBAでの出場はシーズン通算174分。勝敗が決まった後の出番も多く、決してNBAで通用すると断言できる内容ではなかった。本人も、「自分自身も、まだまだ遠いなと感じているときがあった」と認めている。
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photograph by KYODO