「コンディションに関してこれくらい問題なくできたのは、高校生のとき以来じゃないかと思う」
表情も声も明るかった。バレーボール男子日本代表のエース石川祐希が、イタリア1部(セリエA)シエナでのプロ1年目のシーズンを終えてこのほど帰国した。イタリアでは中心選手としてリーグ戦全26試合に先発し、「プロなので結果を残さないと次はないと、シビアに取り組めた。結果(3勝23敗、14チーム中13位)だけ見れば満足できないが、プロ1年目でやるべきことは果たせた。良いアピールができた」と振り返った。
個人スタッツはアタック310点、ブロック37点、サーブ29点で、計376得点はリーグ12位だった。
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photograph by Takahisa Hirano