BREXIT(ブリグジット)騒動はサッカー界にも波及している。
英国のEU離脱後は、欧州内での「人の移動の自由」が保障されていたEU出身選手も、「英国で働く=プレミアリーグでプレーする」ためには、英国内務省から労働ビザを取得しなければならなくなる、という見方が有力だ。またFA(イングランドサッカー協会)はチーム登録25人中、21歳までに同国で一定期間プレーしていない非ホームグロウン選手を13人までに制限する意向を示している。理由は自国選手の強化だ。今季のプレミアで先発としてピッチに立つイングランド人選手は全体の約30%にまで減っており、協会としてはこれに歯止めをかけたい。プレミアは約65%が外国人選手で、トッテナムとチェルシーなど5クラブは17人にものぼる。スペイン人の35人を筆頭にフランス人(30人)、ブラジル人(20人)、オランダ人(19人)が多くいるが、規制がかかればこの数は減るだろう。
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