「現状維持」で満足するつもりはなかった。ドジャースの前田健太が、メジャー3年目へ向けて心身ともにバージョンアップに取り組んでいる。2月中旬のキャンプイン以来、ノーワインドアップ時の、プレートへの足のかけ方に改良を加えた。これまでプレートに対し、垂直に足をかけ、始動時に踏み換えていたのを簡略化。やや斜めに足を掛け、踏み換えずに投げるフォームに変えた。
「アメリカ人がみんなやっているから、真似してみたらすごく楽でした。感覚的には無駄な力を使わないような感じ。安定するかなと思ってやってみました。ゆっくり投げるときもタイミングを変えやすいです」
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photograph by Yukihito Taguchi