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三国公靖(スポーツ専門ファンドの運用)~スポーツの現場で働く“プロ”に直撃!~

2018/01/22
【スポーツ専門ファンドの運用】
株式市場が世界的な活況に沸くなか、数ある投資信託にはスポーツビジネス関連の銘柄に特化した商品もある。なぜスポーツを投資対象とするのか、スポーツ界の現況は? 調査・運用を担うファンドマネージャーに聞いた。

 世界が株高に沸いている。出遅れていた日本株も、昨年11月に日経平均株価がバブル経済崩壊後の戻り高値を更新し、市況は26年ぶりの高水準に過熱している。東証にはミズノやアシックスといったスポーツ関連企業が上場しているが、投資対象として見たとき、スポーツは“買い”なのか、“売り”なのか?

「スポーツというのは投資に値する産業だと考えています。たとえばカツカツの暮らし向きでも、衣食住や医療には必ずお金を使いますよね。そして余裕が出てくると、今度は趣味やレジャーといったプラスαを求めるようになる。スポーツもそのひとつ。中国が良い例ですが、世界中のスター選手が集結するサッカーリーグができるなんて、10年前には考えられなかったでしょう。スポーツというのは、人々の生活レベルが向上し、経済活動が上向きになるに従ってお金が流れ込む、儲かる産業でもあります」

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photograph by photographs by Satoshi Ashibe

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