久しぶりにヒジ・ヒザありのキックボクシングにスター候補生が現れた。昨年12月10日、両国国技館で行われたKNOCK OUT初代ライト級王座決定トーナメント決勝戦で勝次を下して優勝した森井洋介だ。
森井の最初の師は外国人選手として初めてムエタイ王者になった藤原敏男。藤原の元で練習を積み、選手としてのベースをつくった。兄弟子にあたる小林聡の影響も大きい。初めて大きな壁にぶち当たった際には、小林に愛のムチを打ってもらったと感謝する。
「自分も人間なので、練習のたびに弱いところが出てくる。そのつど練習をずっと見てくれている小林さんが本当に追い込んでいるかどうかをチェックしてくれました」
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photograph by Susumu Nagao