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<連載50回スペシャル>松岡修造「杉田祐一選手が、“修造の壁”を超えてくれた」

2017/07/31

 情熱的な取材を続ける「日本の応援団長」が、スポーツへの熱い思いを綴る本連載もいよいよ50回。
 ATP大会を初めて制した遅咲きの杉田祐一は、なぜ今季、飛躍することができたのか?

   ◇

「Number」に自分の思いを綴らせていただくようになってから、今回で50回。毎回、僕の勝手な思いに触れてくださっている読者の皆さんに心から感謝したい。そして記念すべき第50回は、やはり僕の愛するテニスのことを伝えさせていただこうと思う。


 この7月、杉田祐一選手がATP250大会、アンタルヤ・オープン(トルコ)で優勝を果たした。日本人男子シングルスでのツアー優勝は松岡修造('92年韓国オープン、1勝のみ)、錦織圭選手(通算11勝)に続き史上3人目となる。男子ツアーでの優勝がどれだけ大変かは僕自身よくわかっている。だから彼がこの1勝にかける思いも共有できた。決勝戦では第1セットを奪い、第2セットはタイブレーク。どれだけ緊張したことか。優勝を決め、芝生に倒れこんだ祐一。最高の瞬間だっただろう!

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photograph by Hiromasa Mano

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