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試合結果を載せないことは、サッカー愛の欠落ではない。~管理されたジャーナリズムの限界を超えるために~

2017/01/18

「最近、サッカー雑誌を読んでないなぁ」という方、多いのでは? 新メディアの台頭で、紙媒体の存在意義が問われていることは誰もが感じている。

 けれど、即時性という点では不利なサッカー誌業界にも面白い胎動は起こっている。海外に目を向けると近年『11FREUNDE』(独)、『Panenka』(西)、『THE GREEN SOCCER JOURNAL』(英)などユニークなインディペンデント雑誌が多数誕生した。彼らの武器は、書き手の一人称を全開にした記事と美しいデザイン。そして、サッカーを90分のゲームのみで捉えず、社会や文化、歴史との関連で掘り下げる姿勢だ。この東京発の『SHUKYU Magazine』もそんな新しいサッカー誌の仲間といえるだろう。

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photograph by Wataru Sato

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