2017年は、20代のチャンピオンがリングを闊歩。口うるさいベテラン勢を蹴散らし、「我々の時代だ!!」と叫ぶ期待感を抱かせる1年になる。
レスラーの高齢化は、時代の趨勢として仕方ないにしても、やはりプロレスは若さが売り物。スピードとギラつく躍動感があってこそ、繁栄と未来性がある。
その軸となるのは、29歳の新日本IWGPヘビー級王者、オカダ・カズチカだ。1月4日には東京ドームでケニー・オメガの挑戦を受け、2度目の防衛戦を控える。この勝敗に関わらず、バトル戦線は彼を中心に展開されるはずだ。
曙、潮崎豪ら主力選手の離脱で揺れ動いた全日本は、健介オフィス出身で27歳の三冠ヘビー級王者、宮原健斗が'16年のプロレス大賞で初の殊勲賞を獲得したことが、老舗復活への明るい材料となった。
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