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米国女子の6連覇。~バスケットボールにおけるまさに世界的一強~

 リオデジャネイロ五輪で、金メダル候補が実力通りに金メダルを獲った競技はいくつかあったが、その中でも、2位以下を大きく引き離した最強中の最強と言えば、バスケットボール女子の米国代表ではないだろうか。今回の金メダルで、1996年のアトランタ五輪以来となる、五輪6連覇を達成した。

 バスケットボール女子が、出場12カ国で、6カ国2組の予選リーグと8チームによる決勝トーナメントという現在の形式で行われるようになったのは、アトランタ五輪から。20年前にこの形式ができ上がって以来、米国女子はずっと勝ち続けているのである。1992年のバルセロナ五輪からNBA選手でチームを組んでいる男子の米国代表でさえ、2004年アテネ五輪では準決勝でアルゼンチンに敗れ、銅メダルに終わっている。男子以上に、WNBAの選手で構成されている女子のほうが、世界的に見て飛び抜けた存在なのかも知れない。

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photograph by JMPA

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