8月13日の新聞はリオデジャネイロ五輪のメダルラッシュで賑わっていた。
競泳女子200m平泳ぎで金藤理絵が金メダルを獲り、男子200m個人メドレーでは萩野公介が今大会3つ目のメダルとなる銀を獲得。柔道男子100kg級では羽賀龍之介が3位決定戦に勝って同級ではシドニー五輪の井上康生以来となる表彰台に登った。
そんな華々しい紙面をめくっていくと、いきなり「元巨人職員を元暴力団組長関係者が脅迫」という不穏な見出しが飛び込んできた。
発端は住吉会系の元暴力団組長がOBを含め8球団30選手と接触していたことが判明。日本野球機構(NPB)と12球団が6月16日付けで元組長に球場への出入禁止を通達したことだった。
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photograph by KYODO