国内29人、海外66人の合わせて95人――2015年に日本野球機構(NPB)から公示されたフリーエージェント(FA)の有資格者数である。この中には巨人の高橋由伸新監督など現役を引退する選手14人も含まれているので、実質的には今年は81選手が移籍の自由を手にしていることになる。
ところがこの中で権利行使を宣言した選手は海外移籍を視野に入れるソフトバンク・松田宣浩内野手(32)と国内移籍を目指すロッテ・今江敏晃内野手(32)、中日・高橋聡文投手(32)、広島・木村昇吾内野手(35)、西武・脇谷亮太内野手(34)にヤクルトの田中浩康内野手(33)の6人だけ。田中は海外FA権を宣言したが残留が決まっており、実質的にはたった5人しか権利を行使しなかった。
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